自己紹介
花園夏子と申します。
今回、私の債務整理体験談を書いて欲しいとの事を言われ、大変恐縮ですが、無い頭を振り絞って、今文章を書いております…。
私は、28歳の時に債務整理を行いました。
きっかけはほんの些細な事。
本当に些細な事から、どんどんと借金は膨らんでいき、しまいには自分ではどうする事も出来なくなってしまいました。
あまり気持ちの良い話では無いと思いますが、私の債務整理体験談が皆様のお役に立てれば、幸いです。
文章を書くのも、下手なものでして、誤字脱字等は、どうかご勘弁をお願い致します。
それでは、皆様、宜しくお願い致します。
初めての借金。
私は、元々借金をする事は大嫌いでした。
学生時代から、お金貸してと言われても、1円も貸した事がありません。
また、その逆で、借りた事も一度もありません。
それがなぜでしょうか…。多重債務に陥ってしまったのです。
初めての借金は、当時、アルバイトで生計を立てていて、非常に不安定な時期でした。
そこで、簡単な気持ちで消費者金融Aに申し込みをすると、他社の借り入れも無かったため、すんなりとカードを作る事が出来ました。
そして、すぐに必要なお金、「3万円」を引き出したのです。
これが、私の多重債務への入り口???だったのだと思います。
あまりに簡単にお金が借りられてしまう事に、逆に驚いてしまったくらいですから。
全額引き出す
あまりにお金が簡単に借りられる事にびっくりした私は、すぐ翌日残り7万円を引き出しました。
借金をしている感覚はあまり無く、「10万円なら返せるだろう」と甘い気持ちでいたのを覚えています。
しかし、ふと考えてみると、私が借りた消費者金融Aは、他社と比較して、少しだけ利息が高かったのです。
ですので、他社への借り換えを考えました。
この時までは、しっかりと頭が回っていたと思います(汗)
消費者金融Bに電話をすると、「20万円を限度額にしますので、一本化しませんか?」との事。
即了解して、カードを作り、消費者金融Aへは全額返済しました。
この時、消費者金融Aのカードを捨てていれば良かったのに…。
後の祭りですよね(笑)
膨大な携帯料金
この当時、彼氏とは遠距離で付き合っていたため、連絡手段はいつも携帯でした。
そのため、携帯代が毎月4万円以上していたのです…。
2ヶ月ほど滞納していたので、せっかく消費者金融Bでカードを作ったのだから、それで返しちゃえ!という気持ちになり、ATMで10万円引き出し、滞納していた分を全額支払いました。
その他、電気・ガス・水道など、色々滞納しているものがあったので、それらも一気に支払い、気分はスッキリ!
気分はスッキリ!なのですが、自分がお金を借りたという感覚は一切ありませんでした。
これが、借金の本当に怖い所なのだと思います。
この時、きっぱり止めていれば、後々困らなかったのに…。
契約解除。そして借金
ある日、会社の上司に呼ばれました。
当時、アルバイト社員(契約社員)として働いていた私は、いつ契約が切られてもおかしく無い時期だったので、急に呼ばれた際、何を言われるのかとドキドキしてしまいました…。
すると、思いは的中。
今月末で、私の契約を打ち切るとの事なのです。
そんな事、聞いて無いよ~!!なんて叫べる訳もありません。
契約社員の宿命です。
後片付けをして、しっかりと退職をしました。
しかし、これで収入がゼロになりました…。
そして、目の前にあるのは消費者金融Aのカード。
これがあれば、何とかなる。
そう思い、10万円を引き出したのです。
この時点で、2社、30万円の負債を抱えてしまっていたのです。
とにかく職探し…。
仕事が無くなったのです。
返済云々言っている場合ではありません。
借りられる所からは、借りまくりました。
計4社、120万円です。
急いで、どんな仕事でも良いという事で、深夜の病院掃除の仕事をする事になりました。
それでも、毎月の収入は10万円程度…。利息位は払えるけど、元は減らない…。
そう考えた私は、市役所の法律相談センターに相談に行ったのです。
そこでは、法テラスと呼ばれる所を紹介されました。
しかし、インターネットで調べると、弁護士に依頼を行うと、かなりの金額…。
これは自分でやるしかないと思い、覚悟を決めました。
簡易裁判所へ出向き、色々な書類を書きました。
そして、申し立てを行います。
私の収入が10万円程度…。
返済出来るのは、せいぜい3万円程度…。
調停出来るか、とても不安だったのを覚えています。
調停委員からの呼び出し…。
申し立てから5日後、調停委員と話をする様に簡易裁判所の方に言われました。
俗に言う、第一回調停と呼ばれるものです。
優しそうなおばさんが、私の生活状況、支払える金額、現在の収入等を聞いて、様々な事実調査を行います。
私の場合はまだ債務額が少なかったので良かったらしいです。
ここで債務額があまりに多い方だと、自己破産を勧められてしまう事もあるそう…。
調停委員の方との話は、40分程度で終わりました。
既に4社からの取引明細が届いており、なんともあっけなく調停終了。
毎月の返済額が、3万3千円になりました。
本当にこんな簡単でいいの?と思うくらい簡単・スムーズだったので、自分でも驚いています。
事態は急変!!
簡易裁判所から、急に電話がかかってきました。
不服申し立てが出たので、裁判所に来て下さいとの事…。
つまり、私と調停委員の方で考えた調停案に納得出来ない会社がいたという事になります。
てっきり、これで終わりだと思ったのに…。
私は個室に通され、調停委員が会社と話すので、1時間くらい待っていて下さいと言われました。
この待っている間が、苦痛で仕方がありませんでした。
自分では何も出来ないつらさ。
また、借金をしてしまった自分のばかばかしさ。
頭を抱えて、ただ電話が終わるのを待っていました。
何とかOKサインが!
調停委員の方と、会社側での電話が終わりました。
調停委員の方は、大きくOKマークを私に向かってしてくれました…(涙)
調停委員さんは、最後に「二度と無謀な借金はしちゃダメだよ」と言ってくれました。
はい。胆に命じました…。
少しだけ返済額は増えましたが、これで特定調停終了です!
あれだけ借金を嫌がっていた自分が借金をして、返せなくなり、最終的には調停…。
本当に多くの人に迷惑をかけてしまいました。
二度と、無謀な借金はしないと心に今も誓っています。
最後に
私は債務整理を、特定調停という一番面倒だけれども、安く済む方法で行いました。
多額の借金を抱えている方は、任意整理等の方法を取るのでしょうから、きっと私の体験談は役に立たないと思います。
それでも言わせて下さい。
無謀な借金だけは、やめる様にして下さい。
親や兄弟まで巻き込んでしまう方もいるそうです。
借金で自殺をしてしまう方。
年々増加しています。
方法はあります。
出来る限りの事を尽くして、何とか出来ないか、考えてみて下さい。
それが、私が皆さんに伝えたい事です。
長い文章となってしまいましたが、最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。
ぜひ、皆様の参考にして頂ければと思います。










